祈りが引き継がれていくのは

昨日は旧暦5月29日。

子宝洞窟「プトゥキヌイッピャ」参拝の日でした。

 

その日はノロ殿内の親族で「旧今帰仁ノロ殿内」のヒヌカンにお参りする日でもあります。

親族といってもとても遠い親戚にあたります。

曽祖父の前から続いている行事でしょうか。年に一度旧暦5月29日に集まり今帰仁城址にあるヒヌカンをお参りした後、ノロ殿内に集まりご馳走を食べながら近況報告をしています。

 

 

昔はヒヌカンに向かうまでの旧道をサンシンを弾きながら歩き、ヒヌカンの前で踊っていたそうです。

昨日初めて聞きました。

一年に一度、神様の前でサンシンの音で踊りを披露し、親族一同の元気な姿を見せ感謝の祈りを捧げていたのです。

 

「昔はね、サンシン弾きながらここまで歩いてきたよ」と懐かしそうに話す姿に、今でも変わらずお参りを大事に思う気持ちが伝わってきました。

 

 

 

戦争を、厳しい時代を生き抜いてきた方々の心の中には、感謝しかないのですね。

感謝を忘れる事なく日々生きているので、祈りを大事にしているのです。

 

 

 

子や孫にも祈りを引き継いでいきたいと願っているのでしょう。

その日は子供達が学校から帰って来るのを待って、子供達も一緒に大勢で参加しています。

 

 

毎年集まりの最後に同じ言葉が飛び交います。

「来年も元気に会おうね〜」

1年に一度、会う遠い親族。

 

 

遠い昔からずっと続いている感謝の祈り。

親族ですが子や孫になるにつれ、どんどん血縁関係は離れていきます。

それでも共に祈りを捧げる行事を欠かす事なく続けているのは

 

神々様、ご先祖様への感謝の気持ちを忘れる事などないからでしょう。

 

神々様を思う気持ちで繋がっているのだと感じました。

感謝の思いはとても深いのです。

 

 

 

龍眼の木が大きく元気に育つ様にと剪定してから数ヶ月。

日に日にたくましく若々しい枝葉が生い茂ってきています。

昨日、龍眼の実が沢山実っているのを見つけました。

元気だと伝えてくれている様で嬉しかったです。