不安と向き合う

沖縄は緊急事態宣言延長が決まりました。全国でも1番厳しい状況です。

感染者がなかなか減らず不安な日々に、心身共に疲れを感じている人も多いと思います。

不安がストレスに変わっています。

ストレスを抱えない為にも、不安をなくしていきたいですね。

 

 

 

 

不安とは「漠然とした曖昧な脅威を察知すると、危機として感じる心的反応」

不安とは漠然としたものです。

何に不安を感じているのか考えてみると、確かに漠然としています。

「そうなったらどうしよう」と、まだ起こってもいない事を想像し不安になっている気がします。

 

 

 

 

世界で最も不安を感じやすいのは日本人だと言われています。

不安を感じる不安遺伝子を持つ人が多いからだそうです。

 

 

 

不安遺伝子は不安に直結する物質「セロトニン」が関係しています。

不安遺伝子の型にはL L型・S S型・S L型があり、L型はセロトニンを多く作り、S型は少なく作る。

S型はセロトニンの量が少ない為、不安を感じやすいそうです。

 

 

 

SS型は不安を感じやすい人。

LL型は楽観的な人。

SL型はその中間です。

不安を感じやすいかどうかは、ある程度生まれつき決まっているそうです。

 

 

 

自分は間違いなくSS型です。

不安を感じるのは心が弱いせいだと思っていたのですが、不安を感じやすい体質だったのですね。

体質だと分かったなら、不安から抜け出す方法も見つけられます。

 

 

 

 

不安が襲ってきても不安を感じやすい体質だから仕方ないと受け止めるだけで、不安と向き合えます。

向き合うことで何に不安を感じているのか、不安の種を見つけ出せます。自分が何に不安を感じているのかを知ることです。

不安は否定すればするほど、どんどん膨らんでいきます。不安を感じていると受け入れることです。

 

 

 

 

「不安は未来に起こる現実でない。」

「頭で勝手に想像しているだけ」と考えることで、気持ちをコントロールすることが出来ます。

気持ちをコントロールし、不安を打ち消していきます。

 

 

 

 

私は禅の教えの枡野俊明さんの「心配事の9割は起こらない」という本のタイトルを思い出すだけで、不安は軽減されます。

たった12文字で不安が軽減されるのです。

「心配事の9割は起こらない」という言葉を信じることで、不安は消え去っていくのです。

信じる力が、大きな力となります。

 

 

 

 

 

不安が襲ってきた時それを打ち消せる自分なりの、安心出来る何かを探してみてはどうですか。

不安を打ち消せる言葉でも良いですし、心の拠り所を見つけるのも良いと思います。

 

 

不安な世の中だからこそ、心は平穏でありますように。