今日6月9日は「勾玉の日」
先ほど友人に教えてもらい、初めて知りました。
数字の6と9が勾玉の形に似ていることから、この2つの数字を組み合わせた
6月9日と9月6日を「勾玉の日」としたそうです。
琉球と勾玉はとても深いご縁で繋がっています。
古琉球時代の遺構からは、金製や陶製の勾玉が出土しています。
琉球では勾玉を祭具として使用していました。
勾玉の形の由来には胎児の形、魂の姿、月の形などいろんな説がある様です。
琉球王府よりノロの祭祀道具として勾玉が下賜され、現在もノロ殿内にて継承保存しています。
参拝に訪れた方々が初めて勾玉を目にした時、勾玉と水晶の大きさに驚きます。
写真と実物とでは全然違うと話していて、溢れ出るエネルギーを感じるそうです。
勾玉に手をかざしビリビリ感じたと話す人が多いのですが、それは勾玉に宿るノロの想いかもしれません。
平穏無事を祈り続けたノロの想いは今でも変わることなく勾玉に宿り続け、人々の平穏無事を見守っているのだと思います。
勾玉にノロさんの想いが宿っていると、実証された出来事があります。
勾玉が盗まれた事件です。
勾玉・かんざしが盗まれたにも関わらず一年半もの時を経て、無事ノロ殿内に戻ってきたのは奇跡です。
その奇跡を起こしたのは、代々ノロさんとしか考えられません。
勾玉を購入した人が盗難品だと気づき「この勾玉はあるべき場所に返すべきだと」
沖縄の県庁に送ってくれたのです。
元の場所に戻すべきだと感じたのは、ノロさんの想いが伝わったからだと思います。
ノロさんの想いが起こした奇跡です。
勾玉には間違いなく代々ノロの想いが宿っています。
盗まれた勾玉が無事に返ってきた。
現実世界で起こった奇跡こそ、本物の霊力です。
真の霊力とは見えない世界で起こるのではなく、自分で体感・納得出来るものです。