人生で1度も祈った事がないという人は一人もいないでしょう。
誰でも少なからず1度は「神様お願いします」と手を合わせた事があると思います。
人が生きていく上で祈りは欠かせないものだからです。
「テストで100点が取れます様に」
「かけっこで1番になれます様に」
「明日は遠足だから晴れます様に」小さな子供も祈ります。
「〇〇高校に合格します様に」「〇〇大学に合格します様に」
「就職試験に合格します様に」成長しても祈ります。
「良い出会いがあります様に」「元気な赤ちゃんが生まれます様に」
「子供が健やかに成長します様に」
人は生きている間、ずっと祈っています。
何故なら、祈りは願いだからです。
人生から願いがなくなる事はありません。
人生から祈りがなくなる事もありません。
「祈りは願いごとではない」と言われています。
神様に感謝する事が祈りだと言われていますが、神様の存在を信じていないと感謝する事は出来ません。
「〇〇が叶います様に」と願うということは、神様の存在を信じているという事。
神様を信じているから手を合わせ願うのですね。
願わずにはいられない。
人生にはそんな時もあります。
そんな時は素直に神仏様に祈る事です。
「人が両手を合わせ優しいたなごころが、ほんの小さなくぼみを作るとき。にわかに神様が、そこに生い立つ」
ライナー・マリア・リルケ(オーストリアの詩人)
祈った後は神仏様の時を待つだけです。
「人事を尽くして天命を待つ」
祈りとは願いから入るもの。
全知全能の神様を信じているから人は神様に願う。
いつの日か願いを超えた時、感謝が生まれます。
感謝の先には心の平穏が待っています。
祈りほど奥深いものはありません。
形を変えいつでも人々の側にあります。