自分はどうしたいのか

人との間と書いて「人間」

人はひとりでは生きていけません。人との関わりの中でしか生きていけません。

「衣、食、住」全て誰かのお陰様。

誰かなくしては生きられないのです。

 

 

 

人との関わりの中で生きているので、人と比べる事で自分の価値を測るようになりました。

「私は〇〇だから素晴らしい」のではなく「あの人と比べて私は〇〇だから素晴らしい」

「あの人と比べて〇〇が劣っている」など人を基準に自分の価値を判断しています。

 

人と比べて価値を見出すなど無意味なのですが、やはり人を基準にしているのが現状です。

人との縁の中で生きているので仕方がない事かもしれませんが。

 

 

人は人、自分は自分。

人それぞれ違うから、価値のない人などいないのです。

 

 

 

関わりの中で生きているので、人間関係の調和はとても大切です。

調和のとれた人間関係は理想ですが、どちらかが我慢して成り立つ人間関係は調和のとれた人間関係とは言えません。

 

 

アラジンの実写版でジャスミンの歌う「スピーチレス・心の声」のシーンを見て友人が感じた事を聞き「なるほどなぁ」と、とても考えさせられました。

ジャスミンがジャファーに立ち向かっていくシーンでの心の声。

 

 

 

ただ、黙っていることが賢い生き方と教えられてきたけど、間違いだと分かった。

今、声を上げよう。

そう、誰にも邪魔はさせないから。

 

今こそ、自由の扉開け、羽ばたいてみせる。

何も、誰も恐れない。

心の声あげて    『叫べ』

 

 

 

自分が我慢すれば丸く収まる。

波風を立てたくないから黙っている。

自分軸ではなく、いつも他人の軸に合わせる生き方。

衝突のない生き方です。

 

 

 

衝突のない生き方は理想ですが、我慢の上に成り立っている関係は理想ではありません。自分をなくして生きているのはもったいない気がします。

ジャスミンは心の声を上げて叫んだ事で、自由と幸せを掴みました。

 

 

 

大切なのは自分軸で生きることです。

「人はどう思うのか」「人はどうしたいのか」という人の目を基準にするのではなく

「自分はどうしたいのか」です。

 

 

自分軸で生きるという事は、責任も伴ってきます。

自分自身で責任を持つ生き方は自由な生き方であり、心豊かな人生です。

だからこそ、成長出来るのだと思います。

 

 

「自分はどうしたいのか」と常に心に問いかけ心の声に従い生きていく。

後悔のない人生を送るには、自分軸をしっかりと持つ事です。