「目の前の現実は自分が創り出したもの」
「思考は現実化する」
スピリチュアルに触れている人は一度は聞いた事がある言葉でしょう。
今という現実は自分が創っているのだと。
今、目の前に事実として現れているものを自分で創り出せるなら、もっと良い現実を創り出すはずと思う人も多いでしょうね。
自分で創り出せるなら良い現実が良いに決まっています。
よくコップの水に例えています。
コップに半分の水が入っています。
「もう半分しか残っていない」と感じる人と「まだ半分も残っている」と感じる人。
コップ半分の水という事実がそこにあるだけなのに、人によって違う事実が見えています。
コップ半分のお酒に例えると分かりやすいですね。
お酒が苦手な人は「やっと半分に減った」と、コップ半分にお酒が減り喜んでいます。
お酒が大好きな人は「あと半分しかない」と、コップ半分に減ったお酒に悲しくなります。
本人の心の在り方で、正反対に事実が違って見えるのです。
コップ半分のお酒という事実しかないはずなのに、心の在り方で喜びにも悲しみにも変わるのです。
自分のこだわりがあると事実が見えないのですね。
目の前に起こっている出来事も同じです。
自身の心の在り方で、同じ出来事でも良くも悪くも見えるのです。
どうすれば幸せな現実が現れるのでしょうか。
それは心に左右されずに物を見ること。
ありのままに眺めることです。
そして、ありのままの事実で「足るを知る」心を持つこと。
ありのままの事実を「これで十分です」と思えることです。
そう思えた時に幸せはやってきます。
追い求める事は悪いことではありませんが、求める気持ちに終わりはありません。
ひとつを手に入れると、もうひとつ欲しくなります。
それでは永遠と追い求めるだけです。
これで十分です。
そう思えた時、幸せが得られるのですね。
たった一言ですが、とても奥深い言葉です。
幸せになる方法は「足るを知る」ことかもしれません。