「自分はどうしたいのか」

老後、2,000万円の貯金がないと生活出来ないと情報が流れ、一気に不安になる人が増えました。

ただでさえ、老後に不安を抱えているのに金額で見せられたら漠然とした不安が確信に変わっていきますね。

 

 

遠い未来だと思っていた老後が人生を折り返し目の前に迫ってくると、本気で老後を考える様になりました。

同じ世代の友人と話していても、みんな確実に訪れる老後の事を真剣に考える様になっています。

 

 

お金の事だけではありません。

生き方についても考える様になりました。

 

 

人の目や、人にどう思われるかばかりを気にし。

違うと感じても自分が間違っているのだと納得させ、人の言うことに従い。

この人はどうしたいのだろう

常に相手が望むことを優先する。

自分ではなく、人の人生を歩いてきた人が多いのではないかと思います。

 

 

人から見たら正に「良い人」です。

 

でも、良く考えてみるとそれは「良い人」ではなく「都合の良い人」なんですよね。

相手からすると思い通りになる都合の良い相手です。

 

 

 

「良い人をやめましょう」と勧めている本を読みました。

確かにそうだと思いました。

正確に言うと「都合の良い人をやめましょう」です。

 

 

誰が悪いのか。

というと都合の良い人でいるその人が悪いのです。

相手に合わせているからダメなのではなく「自分はどうしたいのか」という自分の意思を持っていない事がダメなのです。

自分に自信がないから、人に合わせていたいのですね。

人の人生を生きる事は楽であっても、自身の成長に繋がることはありません。

 

 

人生の主役は自分です。

 

「自分はどうしたいのか」

自分で考え、自ら行動するには責任も伴います。

つまずくことも失敗することもあるでしょう。

だからこそ、成長に繋がるのです。

 

 

「自分はどうしたいのか」で考えられる様になると、見えない世界に頼ることもなくなるでしょう。

「自分はどうしたいのか」の先に本当の答えが待っています。

 

 

人の目を怖がっていては、成功などありません。

ひとはひと。自分は自分です。

自分が思うより、人は他人の事など考えていないものです。

 

 

後悔のない人生を送りたい。

気づいた瞬間から変わっていきましょう。

 

人を変える事は出来ないけど、自分自身はいつでもいくらでも変えられます。