投げかけられた言葉の持つちから

2018.05.26

 

子供の頃に母親にかけられた言葉の通りに子は育つそうです。

 

例えばママ友同士の会話の中で

「○○ちゃんは勉強がよく出来て凄いですね。うちの子は勉強が出来なくて困っています」

「○○ちゃんは凄いですね。うちの子は○○が出来なくてね」と

よその子に比べ、うちの子は・・

他人の子と比べ劣っていると思う事を子供の前で話してしまう

 

 

子供は母親が話す事を聞いていて「自分はダメなんだ」と思い込みその様に育ってしまうのだそうです。

 

親に言われた通りにそう思い込んで大きくなったと思いますか。の質問に70%の人が「はい」と答えていました。

 

 

日本人特有の謙遜もあるのだと思いました。

褒められることに慣れていない。

褒めることに慣れていない。

 

本気で自分の子をダメだと思っているのではなく、人の手前謙遜してそう言ってしまうのでしょう。

 

 

母親が自分のことをダメだと話しているのを聞くと、子供はそうなんだと思ってしまう様です。

 

それが大人になってもその気持ちが残っていて、自分はダメな人間だと思っているのです。

 

 

言葉には魂が宿るのだと実感しました。魂が宿っているからこそ、心に響くのです。

 

それはプラスな言葉でもマイナスな言葉でも。

 

特に母親から投げかけられた言葉というのは、とても心に根付く様です。

 

 

母親が人前で自分のことを自慢の子だと褒めると、褒められた子供は親から愛されている事を心から感じ自慢の子になりたい。そう思うのではないのでしょうか。

 

母親は謙遜で言ったつもりでも、その言葉を聞いた子供は親は自分の事をそう思っているのだと悲しくなると思います。

投げかける言葉は時には人を傷つけてしまうのです。

 

 

プラスな言霊を投げかけると、プラスな言霊を最初に耳にするのは自分自身です。

プラスな言霊で満たされていくのも自分自身です。

 

 

主婦が集まると旦那の悪口だけで盛り上がるのが日本人。

主婦が集まると旦那がいかに良い男だと、自慢しあうのがアメリカ人。

そう聞いた事があります。何となくわかる様な気がします。

 

日本人は謙遜するのが身についているからかもしれませんね。

 

 

 

褒めるというのは心の成長にも大切なんです。

それは子供だけでなく大人も同じ。

人から褒められて嬉しくない人なんていません。

 

褒めてもらえる様な生き方を心がけていきたいですね。