今日は冬至ですね。
一年のうちで最も昼の時間が短い日です。夕方の5時には日が暮れていましたね。
冬至には各地域によっていろんな風習があります。
冬至風呂と言って柚子湯に入る風習や、朝に小豆粥を食べると疫病にかからないという風習。
冬至に因んで「と」のつく食べ物を食すという風習や、かぼちゃを食べると長生きするという風習など地域によって違います。
沖縄では「トゥンジージューシー」を食べます。
「トゥンジー」とは冬至の事です。
ジューシーは沖縄風炊き込みご飯で、沖縄の行事には欠かせません。
スーパーには沢山の「トゥンジージューシー」が並んでいました。
トゥンジージューシーを火ヌ神やお仏壇にお供えし、家族の健康と子孫繁栄を願います。
冬至の時期に冷たい季節風が吹き肌寒く感じられる日を「トゥンジービーサー」と言います。
ビーサーとは寒いという方言です。
トゥンジービーサーは何処へやら。
昼間の移動はクーラーなしではいられないほど暑かったです。
冬至が終わるとあっという間に年が明けますね。
今年は色々あり過ぎた1年でした。
振り返るのは後にするとして探求している「祈り」について今日感じた事があります。
祈りに「良い祈り」「悪い祈り」というのがあるのでしょうか。
良い祈りは分かるとして、悪い祈りとはどんな祈りなのでしょうか。
祈りを捧げる時は祈りの対象として人それぞれの大いなる存在がいます。
大いなる存在に手を合わせ祈りを捧げる時、神の前では何も飾らない素の自分がいます。
神の前ではいかに自分がちっぽけな存在であるのかに気づきます。
ちっぽけな存在である自分が大いなる存在を前にして、邪悪な気持ちで祈りを捧げることなんて出来ません。
神の前ではみな純粋です。
純粋な心で神と向き合う。これが祈りだと思います。
祈りを捧げたいという思いが湧き起こるのは生かされている事を知っているからであり、
心の奥底に「全てに感謝」の想いがあるからです。
悪い祈りなんてないのが分かりますね。
純粋な心で大いなる存在に感謝を捧げる祈りは全てにとって良き影響を与え、綺麗なエネルギーが流れるでしょう。
全てに「おかげさま」の気持ちが祈りを通して届くのです。