人それぞれの想い

沖縄は今週何故か夏に逆戻り。

気温も28度と車での移動はクーラーなしではいられない暑さでした。

もうしばらく暑さは続きそうです。いつになったら秋になるのでしょうね。

 

 

昨日は旧暦10月1日。

1日、ウートートーの日でした。

 

ノロの祭祀として欠かさず祈りを捧げている旧暦1日、15日。

神棚、ノロのお仏壇、先祖のお仏壇、火ヌ神にウートートーをしています。

神棚、ノロのお仏壇には個人の祈りではなく、ノロとして人々の為の祈りを捧げています。

 

 

「人々が平穏無事に過ごせます様に」人々を代表して祈願します。

 

 

ノロとは琉球信仰における女性祭司で、尚真王時代に制定された神職です。

ノロは「カミンチュ」とも呼ばれていました。

 

ノロとは今で言う国家公務員です。ノロが住むノロ殿内は城のすぐ側にありました。

国が祈り人を必要としていた時代です。

 

 

ノロは民を代表して祈りを捧げていました。

五穀豊穣、無病息災、航海安全

 

食物が実らなければ食べていけません。

航海安全で漁を行います。

医療など発達していない時代。無病息災を心から願います。

 

 

全てが人が生きて行くための祈り。人々の為に祈りを捧げていたのです。

 

生きて行くのが精一杯の時代。生き抜く為には神に頼るしかありませんでした。

 

 

祈りとはと何度も考えますが奥が深く答えはありません。

祈りには人それぞれの想いが込められています。

 

「世界が平和でありますように」の願いも人々の為の祈り。

「災害が起こりませんように」の願いも人々の為の祈り。

 

 

祈りとは人々の為に捧げているのですね。

そしてその願いを受け止めて下さるのが神々様です。

 

 

私達が神々様の為に祈れるならばそれは感謝の祈り「フトゥチウガン」です。

願いを解く祈り。

 

「〇〇が叶いました、ありがとうございます」

これがフトゥチウガンです。

神々様に願いを聞いて頂けたこと、願いが叶ったことへの感謝の祈り。

 

「ありがとう」の良きエネルギーが届く祈りです。

 

 

何故、フトゥチウガンが神々様の為の祈りなのかというと、それは人々の幸せな姿を見ることが神々様にとっての喜びだからです。