真心が大切です

暴風域に入りました。雨風ともに前回ほどの強さは感じませんが油断は禁物です。

学校も早めの帰宅でした。早め早めに備えることが大切ですね。

 

すでに停電している地区もある様です。

明日まで台風の影響がありそうです、十分に気をつけましょう。

 

 

今週の日曜日は屋敷拝みの日にあたっています。

台風の後片付けをし屋敷を綺麗に掃除をして祈りを捧げたいですね。

 

 

屋敷拝みの日は地域によっても違いますが年に3回あります。

旧暦の2月、8月、12月です。

旧暦の2月、8月は彼岸入り後に屋敷拝みを行い、12月は年末にあたる旧暦24日に行うそうです。

 

8月は8のつく日に屋敷拝みを行う為、8日、18日、28日の3回です。それも地域によって違うようです。

屋敷拝みの日は昔からの風習でいつと決まっていますが、神様に感謝を伝えるのに必ずその日でなければいけないなんて、そんな事はありません。

自分が感謝を伝えたい。そう思うなら日にちに拘る必要もないと思います。

地域によっても日が違いますからね。

 

 

何のために屋敷拝みをするのか。

昔から土地は神様からの借り物だと教えられてきました。

神様の土地に住まわせてもらっている事への感謝を伝えるのが屋敷拝みです。

 

 

屋敷を掃除したあとに、火ヌ神から始まり、敷地内の四隅(東西南北)、門、トイレで感謝の祈りを捧げます。

敷地の四隅や門、トイレには神様が宿っていると言われています。

その神々に「この土地に住まわせて頂き有難うございます」と感謝を伝えます。

 

拝む場所も地域によって違うようです。

 

 

お供え物も果物、お餅、お酒等いろいろお供えする人もいれば、自宅で採れた野菜をお供えする方

手だけを合わせて感謝をする方と人それぞれです。

どれが正解でどれが間違いなんてありません。

 

 

本当はお供え物を準備したくないのに準備しなければ祈りが通らないとかバチが当たるとか。恐れからお供え物を捧げるなら感謝の祈りの意味がありません。

お供え物をした方が良いと思うなら準備したらいいと思いますし、お供えした物を食べずに捨てるくらいなら最初からお供え物はしない方が良いと思います。

 

お供え物は神様が要求しているのではありません。

祈りを捧げる人の気持ちで準備するのです。気持ちは人それぞれですよね。

 

 

拝みとなると不安を持つ人が多いようです。

自分が拝んで祈りが通るのだろうかと心配になるそうです。

自分が住んでいる土地に「ありがとう」を伝えるのです。感謝を伝えるのに祈りが通らないのではと考えるのが間違っています。

祈りに通る、通らないなんてあるのでしょうか。

 

 

感謝の祈りを捧げるのに不安を持つ必要などありません。

屋敷拝みだけではありません。全ての祈りも同じです。

祈りとは真心です。

真心を込めて「ありがとう」を伝える。

こんなに美しい祈りはありません。

神々様も喜んで受け取っていると思います。

 

 

祈りは形(物)ではありません。

祈りとは「心」です。