マイホーム。一生に一度の夢ですね。
一生に一度だからこそ慎重に考え、物事を進めていかなければいけません
土地探しから始まりますが、そこが1番悩むようです。好きな場所だけを考えるなら楽なのですが、この土地が現実的な問題ではなく見えない世界からみて問題がないのか。そこが1番気にかかるようです。
立地もよし、土地に問題もなし。ただ、神様がこの土地はダメだと言っている。それで断念する事もあるそうです。見えない世界からダメ出しがくるのですね。
見えない世界からどうなのか。それが気になるので判断を仰ぐ人が多いようです。
一生に一度のお買い物なので、万全を期したい。そう思うのは当然です。
10人に判断を仰ぎ10人が同じ答えを出すなら真実だと思います。10人それぞれが違う答えならどうしますか。
見えない世界を知ることの難しさだと思います。
家を建てた途端に災いが起こった、よく聞く話です。
家を建てたから悪いと思われ、家を建てたことを一生後悔してしまいます。
一年にどれほどの人が家を建てているのでしょうか。
その中には新築と同時に災いが起こってしまう人もいるかもしれません。それを土地が悪かったとか、見えない世界が原因だと言われてしまうとやり切れません。
土地の神様が怒ってそこに住んでいる人に災いをもたらすのでしょうか。
土地は神様からの借り物だと言われています。
神様の土地に住まわせて頂いている事への感謝を伝える行事が「屋敷ウガン」です。
年に3回、屋敷を掃除し、お供え物を供え屋敷の四隅の神々様に「この地に住まわせて頂いていること」への感謝を伝えます。
昔から続く感謝の祈りです。
先人達は神々様と共に生きていることを知っていたので、感謝を忘れることはなかったのでしょう。
こうして神々様と共に生きてきたのだと思います。
何か良くないことが起こると、神々様や、見えない世界が原因だという
人を暖かく見守っているのが大いなる存在であって、不幸や災いをもたらすことはないと信じています。