沖縄の綺麗な海が全国へ

ネットを開くとトップに「猛暑に注意」と表示されていて、「命に危険及ぶ暑さ、最大警戒を」と呼びかけています。

 

沖縄の今日の気温は31度。仙台、新潟が33度と沖縄より暑いなんて想像もできません。

名古屋、大阪では36度、岐阜では38・8度を記録したそうです。

 

暑さでの被害の方が多いと注意を呼びかけていました。家の中にいても熱中症にかかるそうです。暑さくらいだと油断せずに水分補給をこまめにしながら、十分に気をつけましょう。

 

 

昨日「平成最後の夏、心に残る歌を届けます。」のテーマで13時間の生放送で音楽の日が放送されていました。

今年は平成最後の夏ですね。

 

 

トップバッターでスキマスイッチさんが沖縄より中継でした。

テロップに「今帰仁村」の文字。全国に今帰仁村の綺麗な海の映像が流れていました

 

 

「サダバマ」の海はCMやロケ地の撮影にも使われる海です。海を見慣れているウチナーンチュでさえ、白い砂浜、透き通る青の海に感動します。

 

サダバマは地元の人から「赤墓ビーチ」と呼ばれています。

赤墓は初代国王「尚円王」の弟である上間大親が眠っているお墓です。

高貴で尊厳を表す色とされていた赤色の漆喰がお墓に塗られている事から「赤墓」と呼ばれています。

 

 

「赤墓はどこにありますか」と私たちが幼い頃から場所を尋ねる人がノロ殿内に来ていたのを思い出します。

沖縄の親族一門が行う聖地旧跡の巡拝行事で廻る「今帰仁上り(なきじんぬぶい)」で「赤墓」を参拝します。

今帰仁上りでは、御嶽や旧跡、ノロ殿内、監守時代のお墓を3、5、7年ごとの奇数年を年期として廻ります。昔は神々にお供えするご馳走を担ぎ、遠い道のりを2、3日かけて歩いてきたそうです。

巡拝行事は今でも大切に行われています。

 

 

沖縄の南部から北部までを2、3日かけて歩いて移動していた時代

ほんの数時間で数千キロを移動できる時代。

時の流れとともに時代は進歩し、多くのものを得ると同時に多くのものを失った気がします。

 

 

サダバマはノロ殿内の門中墓があるので清明祭の時に訪れるのですがいつもとても静かです。

丘から見渡す海は絶景です。

いつもは静かな海ですが昨日は賑やかな1日だったのでしょうね。