感謝を忘れてはいけません

2018.05.27

 

「苦しい時の神頼み」

普段は信仰心を持たない人が困った時だけ神に頼ること。

自分ではどうしようもない事に直面したら、「神様助けて」と神に頼りたくなるのは誰にでも起こる感情です。

 

 

神頼みをした事がないという人は、ほとんどいないと思います。

普段は神の存在を忘れている人も困った時にとっさに頼ってしまうのが神様でしょう。

 

 

大いなる存在はどんな事でも助けてくれる、力になってくれると信じているから神頼みをするのでしょうね。

神様の存在を忘れている人も神様を信じています。

それだけ神々様の存在は偉大だと感じているのです。

 

 

神に祈る事で不安が軽減するなら神頼みも良いと思います。

不安が軽減するのも、安堵出来るのも神の力です。

神々様が不安を取り除き、安堵を与えているのです。

 

 

困った時だけ神に頼るのか。

そう言われそうですが、人は弱い生き物です。

何かに縋りたくなるのも仕方ありません。

 

 

大切な事は与えてもらうばかりではいけない。という事です。

神に頼った後は必ずお礼を言わなければいけません。

 

それは人間界では当たり前の常識です。

人に何かをしてもらったら「ありがとう」とお礼を言いますよね。

それは神々様に対しても同じです。

 

 

祈願した後にお礼を伝えたら良いのです。

叶ったからお礼を伝えるのではありません。神々様に話を聞いてもらった事へのお礼です。

 

 

祈願するというのは神々様に願いを聞いてもらっています。

聞いてもらえた事で安堵が得られます。

安心出来たことに感謝を伝えるのです。

 

 

叶う、叶わないは考える事ではありません。

祈願した後は神に委ねる。ただそれだけです。

 

 

ノロさんの祈りは願いを立てたら、必ず願いを解きます。解く祈りが「感謝の祈り」なのです。

琉球王国時代から祈りを通して「おかげさまで」の感謝を教えていたのですね。

 

 

与えてもらった事に感謝を忘れてはいけません。