人のために祈ること

今年も残すところ、一ヶ月となりました。

あっという間に今年も終わってしまいます。

時の流れは早いなと、この時期になると毎年感じています。

 

 

 

今年も前年同様、思うように動けない一年でしたね。

そんな中でも前を向いて動き出した人がいます。

立ち止まっていては何も始まらないことを、教えてもらいました。

 

「今だからこそ、出来ること」は必ずあるはずです。

 

 

 

 

これまでずっと変わらず、祈りの探究をしています。

祈りの力を知れば知るほど、感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

 

 

琉球の祈りの根源は、人のための祈りです。

国のため、民のために祈り続けてきたのが琉球の祈りです。

利他の祈りだから時代が変わっても、なくなる事はなかったのですね。

 

神仏様が望んでいる祈りだから、後世に受け継がれてきたのだと思います。

 

 

 

 

祈りの力が1番発揮できるのは、人のために祈った時です。

人のための祈りには効果があると証明されています。

 

 

 

利他の祈りは誰かに効果があるだけでなく、誰かを想い祈った自分自身にも祈りの効果は返ってきます。

「情けは人の為ならず」ということわざ。

「人に親切にすればその相手のためになるだけでなく、やがては良い報いとなって自分に戻ってくる」というもの。

 

 

 

祈りも同じです。

人のためを想い祈ると、巡り巡って自分にも祈りの効果が返ってきます。

何故なのか、この世の仕組みは分かりませんが、祈りの効果が返ってくるのは確かです。

 

 

 

 

母はノロとして60年余り、人のために祈り続けてきました。

ノロ制度がない今も、ノロとして祈り続けています。

お陰さまで、神仏様より今まで苦労してきた以上の恩恵を受け取っています。

 

 

以前、宮古島のツカサ(ノロ)が「拝みにいくのが大変なこともあるけど頑張って務めていたら、健康はもらえるからね」と話していたのを思い出します。

 

 

人を想う祈りの力、祈りの効果は計り知れません。