「答えは自分の中にある」
分かっていても、弱い心が誰かに答えを求めてしまいます。
本当は答え合わせをする時点で、自分の中に答えはあるのですが。
ただ誰かに背中を押してもらいたいだけ、安心したいだけなのです。
相談する誰かはとても重要な存在です。
自分のことを良く理解した上で現実的なアドバイスをしてくれる親や兄弟、友人なら問題はないのですが。
心配なのは見えない世界に答えを求めてしまう事です。
人は現実的なアドバイスより、見えない世界のアドバイスを求めます。
神仏様からのアドバイスなら間違いないと、信じて疑わないからです。
見えない世界に答えを求めると、自分の中の答えは簡単に消え去ってしまいます。
何故なら、自分が導き出した答えより、神仏様からのアドバイスを信じたいからです。
見えない世界に答えを求めた時点で、見えない世界の答えに従うしかありません。
そこで大切なのは見極める心を持つことです。
たとえ、神仏様からのアドバイスであっても自分の心が「何か違う」と感じたら、自分の心を信じる強さを持つ事です。
自分を信じる強さがないと誰からのアドバイスであっても心惑わされ、本当に必要な答えを見失ってしまいます。
外に答えを求めていた時はその答えに疑問を感じても、自分が間違っていると自分を否定してきました。
疑問に感じるということは「何かが違う」と心が反応しているのですが、心を無視して外の答えに従ってきました。
結果、心を無視した答えは間違いで、自分の心の反応が正解でした。
自分が間違っていると思ったのは思考で、頭で考えていたのですね。
「何かが違う」と感じたのは心でした。
心で感じた答えが正解なのは自分の中から生まれた答えだから。
神仏様ご先祖様が心を通して導いてくれた答えだからです。
答えは自分の中にある。
自分のことを1番よく知っているのは自分自身。
自分で導き出した答えが正解なのは当然です。