お守りの処分の方法

お守りの処分に関して質問を受けました。

 

 

お守りはお焚き上げをするのが多いと思いますがノロ殿内は天然石を使用したお守りなので、お役目を終えたら石を自然に返してくださいと伝えています。

 

 

 

 

お守りの処分の方法ですがお守りを手放す前に「フトゥチウガン」をして下さいね。

フトゥチウガンとは願いを解く祈りです。

願いを叶えてほしいと手にしたお守りの願いを解くとは「お守りのお陰様」という感謝の意を神仏様に伝えることです。

 

願いを解くことでお守りとご縁したこれまでの感謝の気持ちが天に届きます。

 

 

 

 

 

お焚き上げとは「不要になった愛用品を感謝の気持ちを込めて天に返す儀式」です。

浄火することによって天に還すことにより、炎の力で清められるそうです。

 

 

 

お焚き上げと同じで感謝の気持ちで天に返す儀式が「フトゥチウガン」です。

祈りの力で願いや想いが浄化され、感謝の気持ちが天に届きます。

 

 

 

 

フトゥチウガンで願いを解いたお守りは、それぞれの方法で処分して大丈夫です。

天然石のお守りは自然に返すといいと思います。

白い紙にお守りを包み塩を入れて処分するのも良いと思います。

 

 

 

 

お守りには特別な思いがある分、不安の声もよく耳にします。

お守りを手放す時の不安もそうですが。

お守りを失くしてしまった時やお守りが壊れてしまった時も、何か良くないことが起こるのではと気になってしまう人が多いです。

 

 

 

お守りは持ち主の心の拠り所となり、心に癒しと安寧を与えるものです。

お守りを授かり不安になるなら本末転倒ですね。

 

 

 

 

お守りもひとつの形ある物です。

失くしたり壊れたりするのは当たり前のこと。

悪い方に意味付けする必要はありません。

お役目が終わり必要がなくなったから壊れたり、自分の元を去ったのです。

 

 

 

 

自分の元にお守りが来てくれたのも何かのご縁です。

お守りを授かった時もお守りのお役目が終わった時も、感謝の気持ちを伝えることが何より大切です。