「あなたはノロをやるべき人」だと伝えられ、どうしていいのか分からずノロ殿内に相談にきた方がいます。
最近、ノロに関係のある人が増えています。
それだけノロの存在が伝わったのだと感じています。
琉球にはノロという祭祀を司る女性が存在していた事は伝わっていますが、ノロがどういう存在であるのかまでは伝わっていない様です。
ノロは世襲制でノロ殿内に生まれた女性しか継ぐことは出来ません。
ノロが途絶えてしまったのは世襲制だからです。
ノロ殿内を継ぐ男子とノロを継ぐ女子の両方が生まれなければ、世襲制は途絶えてしまいます。
ノロ制度が廃止になった今、この先ノロが誕生するのは難しいと思います。
ノロの事をきちんと把握していたなら「ノロをやるべき人」だと伝えることなど出来ないはずです。
「〇〇になる人」「〇〇をやるべき人」だと言われ、何に悩んでいるかというと皆さん同じで。
「言われたことをやらなかったらバチが当たるのではないか」と恐れているのです。
本当に「〇〇になる人」「〇〇をやるべき人」なら他人に言われなくても自分からやりたいと望み、そこに恐れなどありません。
自然とやるべき道に導かれます。
何故なら、自身の書いた人生のシナリオ通りに歩んでいるからです。
シナリオ通りなら迷いも恐れもなく、真っ直ぐに歩いていくはずです。
これまで歩んできた人生を振り返るとシナリオ通りに導かれているのが分かります。
それと同時に自身のやるべき役目が見えてきます。
お役目に気づきその道を歩き出したら、見えない存在からの応援を肌で感じることが出来るでしょう。
人生は面白い様に描かれています。