旧暦8月は屋敷拝みです

沖縄独自の緊急事態宣言も解除となり少しづつ落ち着いてきました。

まだ安心できる状態ではないのでこれまで通りに十分に気をつけながら、元の生活に戻していけたらいいですね。

 

ノロ殿内の参拝所も開放しています。

両親が対応する事は出来ませんが参拝は可能ですので、お気軽にお越しください。

 

 

 

 

今月は旧暦8月にあたります。

旧暦1日、15日をはじめ、旧暦8月10日は大拝み、旧暦8月の8の付く日は屋敷拝みと御願が続きます。

 

 

 

屋敷拝みは旧暦の2月、8月、12月に行います。

屋敷拝みの時期や回数は地域によってさまざまです。

 

 

屋敷には四隅の神様、門の神様、トイレの神様、中陣の神様が宿っています。

沖縄では古くから「土地は神様からの借り物」と考えられていて、神様の土地に住まわせてもらっている事への感謝を伝えるのが屋敷拝みです。

 

 

 

 

 

庭の東西南北の四隅から拝みを始めますが、一軒家で庭がある家や集合住宅で庭がない家と住まいはそれぞれ違います。

古くから伝わる風習でしきたりは色々とありますが、しきたり通りに拝みをしたいと望んでも難しいこともあるでしょう。

 

 

 

屋敷拝みは神様に日頃の感謝を伝えるための拝みです。

沖縄は旧暦で拝みの日が決まっていますが、日にちにこだわらず感謝を伝えたいと思う時に手を合わせたらいいと思います。

 

しきたりや拝み方、お供物も大事ですが、1番大事なのは真心で感謝を伝える事です。