どうして比べる?

人はもともと特別なonly one。

それなのに人間はどうしてこうも比べたがる?

 

「世界に一つだけの花」

人間社会を花で表現している心に響く歌詞です。

 

 

本当にそうですね。

子供の頃からずっと人と比べられ大きくなってきたと思います。

 

 

月齢によっての身長や体重にはじまり

ハイハイが出来た。お座りが出来た。歩けたなどなど。

他の子と比べて一喜一憂した覚えが、子を持つ親なら誰でもあると思います。

 

学生になると勉学やスポーツで比べ、大人になると生活レベルまで比べてみたり。

人は人と比べる事で自分がどの位置にいるのかを確かめながら生きている気がします。

 

 

 

比べるとは「2つ以上のものを並べて優劣を調べる。能力、勢力などを示しあってその差を確かめる」

他人より優れていると優越感に浸ったり。

他人より劣っていると劣等感を感じたり。

人と比べる事で自分の価値を測っているのかもしれません。

 

 

比べる相手がいてはじめて優劣が生まれます。

比べなければ優劣なんて生まれません。

 

 

よくよく考えると人と比べる事ほど無意味な事はありません。

相手が勉強が出来たり、スポーツが出来たり、仕事が出来たり、お金持ちであったり。

自分と比べて相手の方が優っていても、自分が変わる事はありません。

その逆で相手が自分より劣っていても、自分が変わる事はありません。

 

 

 

比べていいのは過去の自分。

10年前の自分。1年前の自分、昨日の自分。

過去の自分より今が優っていたら「よく頑張った」と達成感が得られますし。

過去の自分より今が劣っていたら「もっと頑張らなければいけない」との気づきになります。

過去の自分と今の自分を比べる事で成長に繋がります。

 

 

比べていい相手は自分自身。

それに気づくと子育ても気が楽になると思います。

 

 

人はみな、特別なonly oneです。