「アラジン」の実写版
実写版が不朽の名作を超えた!待望の一作。
期待以上の完成度と上映前から話題になっていましたね。
先日観に行ってきました。
「アラジン」はアニメで見て内容も知っているので期待せずに観に行ったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
映像がとても美しく壮大で、一瞬でディズニーの世界に惹き込まれましたよ。
流れる音楽も心に響き、最初から最後までワクワクと感動。
もう一度映画館で観たい!と思わせてくれる程、魅力的な映画でした。
アラジンとジャスミンが格差愛をどう乗り越えるのか。
ジーニーの魔法で王子様になったアラジンでしたが、王子様になってもそれは仮の姿でしかなく。
魔法をかけてもらっても結局は自分の努力でしか夢を掴むことが出来ないのだと教えてくれました。
人は楽な方の道を歩きたいと望みます。
魔法の力で夢が叶うと信じ、魔法を探し求めさまよい歩き
魔法に出会う事が出来ても、夢は叶わなかった。
それでも魔法の力を求め、探し歩くことを諦めない。
本当は心のどこかで魔法などないと気付いているのですよね。
でも、それを認めてしまうと大きな不安が押し寄せてくる。
だから認めたくないのです。
魔法の力が唯一の救いだと信じたいのです。
私達も魔法はあると信じていたので、その気持ちは良く分かります。
魔法などないと気づいた時不安は大きかったけれど、受け入れた事で本当の意味の魔法を知りました。
ジーニーの魔法で王子様になれたアラジン。
王子様の姿になれただけでは夢は叶わず、アラジンの努力の末に夢を掴みました。
魔法の力があってもそこに夢を叶えようとする意思や努力がないと夢は叶わない。
魔法の力という守護の元、自分の努力と自分を信じる力が奇跡を起こせるのです。
魔法が使えるのも、奇跡を起こせるのも自分自身なのですね。
大いなる存在やご先祖様は夢を叶えようと努力している人の側に寄り添い、夢が叶うよう応援しています。
アラジンの側に寄り添っていたジーニーの様に。。