平成も残すところあと2日。
もうすぐ令和の時代が始まります。
新元号が発表された瞬間最初に感じたのは「良い響きだな」でした。
漢字の意味より先に音の響きが入ってきました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
「梅の花の様に、日本人が明日への希望の花を咲かせる国でありますように」
込められた想いを知り、そんな時代になります様にと心からそう願いました。
日本語学者の金田一秀穂先生が令和の印象を
「「令」は古い意味で「神様のお告げ」皆が仲良くと言う事なのでしょう」と語っていました。
「令」は神様のお告げを意味するのですね。その時初めて知りました。
令から「命令」をイメージしキツイ印象を受けた人も多かった様ですが、「命令」の本来の意味は「命を与えてくれた神様からのお告げ」だそうです。
「和」の意味は
仲良くする事。調和のとれる事。協力し合う関係にある事。
金田一先生のおっしゃる通り、皆が仲良くという神様の願いが「令和」の時代に込められていて、最後に令和の年号が選ばれたのかなと思いました。
皆が仲良くとの神様からのお告げ。
そんな令和の時代がもうすぐ始まります。
神と共に生きる時代の始まりの様な気がします。
神と共に生きるという事は、神の望む生き方をするという事。
どんな岐路に立たされても自分自身で選択し、自分の足で人生を切り開いていく。
人の人生ではなく、自分の人生を自分の足で歩いていくこと。
それが神様が人々に望んでいる生き方です。
神と共に生きるというのは神様に依存して生きるという事ではなく、神様から自立して生きていく事です。
そして神様が人間に望んでいる真意に気づく事です。
あなたが選んだ道を真っ直ぐに歩いているあなたの後ろから、そっと見守り共に寄り添って歩いています。