神棚やお仏壇、ヒヌカンなど神様やご先祖様の前で手を合わせ祈る。
幼い頃からおばぁが毎日手を合わせ祈る姿を見て育ってきたので、自然と神の前では両手を合わせていました。
「ウートートーして」と声をかけると、小さな子供でも両手を合わせます。
祈りを捧げる時は手を合わせる事が当たり前の所作なので、何故手を合わせるのかと疑問に思った事は一度もありませんでした。
最近、ヒヌカンに手を合わせるたび、両手のひらが熱くなります。
祈りを捧げている間にどんどん熱くなってきます。
不思議だなとずっと感じていて。
手を合わせ祈る事に意味があるのかもしれないと思っていました。
最近、図書館で見つけた本に手を合わせる事の意味が書かれていました。
掌を(たなごころ)と読みます。
手(た)の心(こころ)という意味だそうです。
手のひらは「手の心」
手を合わせる事で2つの心をひとつにする。
二心なき「真実の心」「和合の心」を表現するための所作だそう。
心をひとつにし真実の心、和合の心で神に祈りを捧げていると両手のひらを合わせる事で表現していたのですね。
また、両手のひらを合わせる事で神々様へ表敬の態度を示していたそうです。
人は祈りが深まるにつれ波動エネルギーが身体に流れるそうです。
祈りを通して両手のひらから良き波動エネルギーが流れ、良き波動エネルギーが神々様の元へと届くのですね。
手を合わせ祈ると手のひらが熱くなるのは、良き波動エネルギーを感じ取っていたのでしょうね。
両手を合わせ祈りを捧げる事に、とても深い意味が隠されていたのです。