「敵は、嘘」

宝島社がインパクトの強い広告を出しているとYahoo!ニュースに取り上げられていました。

社会に伝えたいメッセージを企業広告として伝えたいと始めたそうです。

 

今回のテーマが「嘘」

「敵は、嘘」

「嘘つきは、戦争の始まり」

たしかにとてもインパクトのある広告ですね。

 

 

 

「気がつくと世界中に嘘が蔓延している。人々は次から次へと出てくる嘘に慣れ、怒ることを忘れているように見える。今を生きる人々に、嘘についてあらためて考えてほしい。そして嘘に立ち向かってほしい。」

 

そんな思いを込めて制作したそうです。

 

 

嘘について考え、嘘に立ち向かってほしい。

そんな思いが浮かぶ世の中が悲し過ぎますね。

 

 

去年は不思議なほど闇の部分が浮き彫りになった年でした。

スポーツ界ではパワハラ問題や暴行問題がありました。

 

パワハラは去年になって始まった事ではなく、今まで表に出てこなかっただけ。

誰かが我慢をしていたのでしょう。

それが一気に浮き彫りになった年でした。

 

「ダメな事はダメ」だと立ち上がった人々のお陰で、あらゆる嘘が暴かれました。

「お天道様は見ている」それを実感した年でした。

 

 

「敵は、嘘」

嘘に踊らされ、嘘に苦しめられた。

そんな経験は誰にでもあるでしょう。

 

 

嘘をついた人の問題ではなく、嘘に踊らされた自分の問題。

嘘を見抜く力がなかっただけです。

でも見抜く力ばかりを考えていると人を疑って生きる人生になってしまいそうで怖いですね。

 

 

嘘をつきたくて嘘をついている人はいないはず。

認めて欲しい気持ちや自分を大きく見せたいなど、嘘をついている人の心の中は闇が深いのかもしれません。

悲しい嘘をついている人は敵と思い戦うのではなく、見守る事が出来たら自身の成長にも繋がると思います。

 

 

明らかに人を騙す嘘をついている人には見極める目を持って騙されない事。見抜く力の学びですね。

 

 

嘘には優しい嘘もあります。

嘘に隠れた部分を見極める事ができたら本当の意味で「敵は、嘘」であり、嘘をついている人が敵という事ではなくなりますね。

 

 

「お天道様は見ています」

嘘で溢れた世の中は終わりに近づき、正直に真っ直ぐに生きる世の中へと変わりつつあると感じます。