全て自分次第です

先の見えない未来に不安は付きもの。

不安などなく生きている人っていないと思います。多かれ少なかれ不安はあるでしょう。

 

 

お金のこと、健康のこと、将来のこと、子供のこと、自然災害と不安な事を数えたらキリがありません。

「将来どうなるんだろう」

「災害が起こったらどうしよう」

まだ起こらぬ未来までも不安になってしまいます。

 

 

文字にして目で見て読んでみるとよく分かると思いますが、

「◯◯したらどうしよう」この〇〇したらはまだ起こっていません。

実態のない不安です。

その不安は自分で作り出しているのです。

 

 

人は不思議なもので探し出してまでも不安を生み出すのですよね。

不安探しをする不思議な生き物です。

 

 

不安は人間が持っている防衛本能だと言います。不安があるから身を守る事が出来るそう。

自分の中から湧き起こる不安は危機回避能力が働いている事もあるそうです。

お金に不安を感じたらお金を見直したり節約したり、健康に不安を感じたら健康診断に行ったり、食生活を見直したり。

不安になる事で危機を回避する事が出来るのです。

 

 

問題は他人によって左右される不安です。

他人によってもたらせる不安は自分でコントロール出来ないし、相手の言動ひとつで不安は増加してしまいます。

 

例えば、「この道に行ったほうがいい」「こうしなさい」「この先〇〇が起こるかもしれない」など未来を指示された場合。

人の意見に左右され動いたので、迷いが出た時にどうしたらいいのか分からなくなります。

人の考えや感情に正解を求めその人にとらわれているので、自分が違うと思ってもどうしたらいいのか分からず余計に不安に駆られていきます。

 

あらゆる情報もそうです。

自分の中からの不安ではなく、外から得た不安。

実態のない不安なので回避方法もなく、ただただ不安になるだけです。

 

 

同じ時代、同じ空間に生きていても不安に押しつぶされそうになっている人もいれば、楽しそうに笑って過ごしている人もいます。

同じように不安を抱えているはずなのに。

 

 

楽しそうに笑って過ごしている人は、今を生きている人です。

見えない未来を案じるよりも、今という時を大切にしている。

いつでもあるのは「今」という時だけ。それを知っている人です。

 

 

祈ることで不安は和らぎます。祈りの効果は想像をはるかに超えています。

不安をなくす為に祈るなら、不安な感情で祈りを捧げてはいけません。

「〇〇が起こりませんように」

「〇〇にならない様に助けてください」

不安からの祈りは不安を大きくし、不安を生み出すだけです。

 

 

「今日も一日、無事に楽しく過ごすことが出来ました。ありがとうございます」

「この幸せに感謝します」

 

不安をなくしたいなら、心穏やかに感謝を捧げたら良いのです。

 

 

どちらの祈りも不安をなくす為の祈りですが、どこに想いを向けるかで全然違います。

不安に想いを向けるのか、今日一日無事に過ごせた事に想いを向けるのか

不安をなくしたいなら今日一日に感謝の祈りを捧げる方が穏やかな気持ちになれるし、受け取る神々様も嬉しいと思います。

 

 

人は皆、同じ地球に住み、同じ時を生きています。

楽しく笑顔で日々過ごすのも

不安に怯えながら日々過ごすのも

 

選択するのは自分自身なのです。