白龍神様のイラストが生まれ必然的に鳳凰がお供する形で来てくれて。
白龍神様の喜びが今でも綾さんに降り注いでいる様です。
鳳凰が生まれた経緯、完成寸前で変更した白龍神様のイラストのある部分。
描いた作者から話を聞くと、一緒に来てくれたのは全て必然だったんだと納得でした。
そのお話はまた改めて紹介しますね。
今日は旧盆明けの最初の戌の日。今日から3日間かけて海神祭が執り行われます。
海の神の祭り「ウンジャミ」沖縄北部、国頭地方で行われていて豊作、豊漁を祈る伝統行事です。
1日目は今帰仁城址の「今帰仁ウーニー」「本部ウーニー」の船石の前で祈願します。その後城門入り口の「レコーラウーニー」で竹をカイに見立てカイを漕ぐ動きをして祈願します。
2日目は今帰仁城址の拝所をカラウカー、今帰仁里主所、テンチジアマチジの順に廻って祈願します。
その後、集落の浜シバンティナ(龍宮神)にてニライカナイに向かい祈願。シバンティナではカイの代わりの竹を浜に立てて祈願し、禊の海水を頭に3回つけます。
全ての拝みが終わるとノロ殿内の門の前から今帰仁城址に向かい、海神祭が無事終えられた事を報告します。
3日目は村拝みで集落にある神アサギにて豊作、豊漁を祈願し海神祭は終わります。
航海安全、漁が安全に行え大漁を祈願、豊作であります様にと。
人々が生きていく為の祈りです。
ノロとして民を代表して神々様に祈りを捧げる。琉球から続く大切な祈りのひとつです。
今日は暑い中でしたが、区長や関係者と共に無事祭祀を務め終えました。明日、明後日と祭祀は続きます。
母も80代半ばになりましたがこうして祭祀を務める事が出来るのは、神々様の守りのお陰だと感謝しています。
宮古島のツカサ(宮古でのノロの呼び名)が「祈りを続ける事は大変だけど、神様から健康という恩恵は貰えるから」
と話してくれた事、本当にそうだと実感しています。
有難い限りです。
ノロとして祭祀を務め50年余り。
両手を合わせ祈り続けた母の手のひらから、龍眼の木と同じ回転のエネルギーが流れていた事。
これがノロとして祈り続けた祈りの力だと白龍神様に教えてもらった気がします。
ノロの祈りだけでなく心から人々の幸せを願う純粋な祈りは、溢れるエネルギーを生み出すのだと実感しています。
台風が四国に上陸する見込みだそうです。かなり強い勢力の台風だそうです。
早めに備えて身を守って下さいね。
何事もなく過ぎ去ることを祈ります。