昨日は旧暦7月7日。旧暦の七夕でした。
嫁ぎ先のお墓掃除に行きました。
夏休みだからでしょうね、高速道路の出口から渋滞でした.
高速を出ると海岸沿いを走るのですが青い海、青い空は美しかったです。渋滞が気にならないほど景色に癒されました。
沖縄では旧暦の七夕はお墓掃除の日になっています。
旧盆が旧暦の7月13日から始まります。旧盆前の7月7日の七夕はお盆を迎える為のお墓掃除と、もうすぐお盆が来ることをご先祖様に報告する大切な先祖行事になっています。
お墓掃除をしているとお隣さんのお墓に次々とお墓まいりの人々が訪れていました。
「あんたはどこの家ね〜」とお墓参りをしているおばぁから声をかけてもらいました。みんな知り合いかもという田舎ならではの声かけですね。
声をかけてもらえると嬉しいですね。
旧暦の七夕はお墓の修理や引っ越しをするのに適した日でもあるそうです。
大安、仏滅、友引など、日の吉凶を気にする沖縄の人にとって日取りを気にしないで良い日だからだそうです。
お墓掃除を事前にやるからと話すと「この日は友引だからダメだとか、この日は良いとか」
日取りを気にしていました。先人からの言い伝えを重んじているのですね。
ご先祖様に感謝を伝えながら掃除をしました。
家族を持てたのは嫁ぎ先のご先祖様のお陰です。
全てのご縁はその方のご先祖様のお陰です。感謝ですね。
掃除を終えるとお仏壇に報告です。
昆布巻きやごぼう、かまぼこ、三枚肉のご馳走をお供えし、もうすぐお盆が来ることの報告と日頃の感謝を伝えました。
旧暦七夕。
お墓掃除をしてご先祖様を迎える準備をする。
ご先祖様に対しいつまでも感謝の気持ちを忘れない。大切な先祖行事の一つです。