参拝の作法と心構え

 

 

めんそ〜れ〜。

 

ようこそ、農が織りなすゆがふ村

ぬ〜んねんしが今帰仁村へおいでくださりました。

 

 

 

   どうぞ、ゆったり満たされてお帰りくださいますように(祈。)

 

 

 

今帰仁ノロ殿内は、琉球國の誕生前の古い時代から今現在も

神々様のいらっしゃる神聖な参拝所です。

 

祈り

先祖崇拝

日々の信仰

自然への敬い

神々様への畏敬の念

 

今も生活に密着した、神々様への敬いが継承されています。

 

 

お参りには作法がありますが

 

決して、難しいことではありません。

 

 

穏やかに

 

清らかな心で神々様に手を合わせて下さい。

 

 

この世で生きる命をいただいたことへの感謝。

平穏に暮らせることへの感謝。

ご自身に携わる人々への感謝。

すぐそばでお力添えくださる神々様への感謝。

 

 

祈りとは感謝です

 

 

神々様は、人に現生利益をお願いされる為に存在していません。

 

人としてこの世に生まれ

今ここに生かされていることの有り難さを感じ

 

心から神々様へ

 

あなた様が生きる。に関わるすべてに感謝を伝えてください。

 

 

感謝の気持ちをまっすぐお伝えするには、心の静寂が必要です。

 

心のなかの雑念は

 

自分自身を見失ってしまうノイズなんです。

 

ノイズを消し

 

感謝の心を持って神々様に向き合ってください。

 

 

神々様と向き合うことは自身の内面を見つめることです。

 

 

神様に頂いた命

 

一人一人躰の中心部に神様は一緒にお出でです。

 

これを内在神と呼び

 

 いつも側にいると実感できることでしょう。

 

 

 

人は人と繋がりながら自分と向き合い

 

内なる神様と向き合えば

 

自然に感謝を祈るよう

 

日本人のDNAに組み込まれています。

 

 

一人一人一人一人一人一

 

母音を持つ日本語が表す「 一人 」の文字

 

瞑想し祈る姿に見えます。

 

 

心静かに

 

大きく深くゆっくり呼吸を整え

 

真っ直ぐ内なる神様を見つめると氣づきます。

 

神々様は暮らしの隅々までも見守ってくれていると。

 

 

神々様から私たちへご加護があることを感じてください。

 

 

浄く尊く。

 

 

私たちから神々様への感謝と畏敬の念を伝えてください。

 

 

 

神々様のご加護が降り注ぎ

 

あなた様がしっかりと愛に包まれるようお祈りいたします。

 

 

 今帰仁ノロ殿内 本ノロ:仲尾次ヨシ子 拝