伝えるべき歴史のひとつ

昨日、久しぶりに今帰仁城跡に行きました。

見慣れている今帰仁城の風景ですが、行くたび新鮮さを感じる不思議な空間です。

神聖な空気と緑溢れる自然に、心身共に癒されます。

 

 

 

昨日はテレビの撮影でした。

世界遺産である今帰仁城跡の撮影の下見に来たディレクターさんが、今でもノロの祭祀が行われていることを知り。ぜひ、祭祀の様子を撮影させて欲しいとの依頼でした。

 

沖縄県内の城跡を下見したが、ノロが祭祀を行なっている城跡がなかったと話していて。

今でも祭祀を執り行っているノロが存在している事を伝えたいとのことでした。

 

 

 

 

沖縄県民でも歴史に興味のある人か、拝みをしている人々がノロを知っている程で。

沖縄県民でさえノロが存在している事を知らないだけでなく、ノロ自体を知らないというのが現状です。

10年ほど前からノロについて伝え続けていますが、まだまだ伝わっていない様です。

 

未だに、ノロは歴史の中に埋もれたままです。

 

 

 

 

メディア発信の機会が訪れたのは、ノロの存在を多くの人に伝えるべき時が来たからだと感じています。

県内外問わず多くの人々に、琉球時代から変わる事なく祈り続けているノロがいるという事を知って欲しいと願っています。

 

放送はまだ先ですが、放送の日程が決まりましたらお伝えしますね。