占いを信じる信じないは別として「今日の良い運勢は⚪︎⚪︎座」と自分の星座が1位だったら思わず喜んでしまうものです。
「今日のラッキーカラーは赤」と聞くと赤色を意識したりしますが、そのうち忘れています。
占いとは楽しむ程度のもの。
ほとんどの人がそう思っているでしょう。
有吉反省会という番組で「何でもかんでも占いで決めないと気が済まないこと」を反省する女優さんが出ていました。
番組は見なかったのですが予告で流れる有吉さんの言葉にハッとさせられました。
「自分の人生ですからね。自分よりしょうもない人間に自分の人生を決められたくないです。せめて自分で死にたいです」
言葉は悪いかもしれませんが、とてもインパクトのある表現に考えさせられました。
占いはあくまでも統計学。
それを分かった上で楽しんでいます。
そんな占いでさえ厳しい言葉を投げかけている有吉さんの伝えたい事は、考えるべき事なのかもしれません。
自分の人生は自分で決める。
確かにそうです。
誰かの言葉を参考程度にするなら良いと思いますが、その人に委ねるのは心配です。
アドバイスが正しいのか間違っているのか誰にも分かりません。
特に確かめようもないアドバイスに、大切な人生を委ねていいものなのか。
アドバイスしている相手も自分と変わらない同じ人間です。
自分のことは自分が1番よく分かっています。
それでも誰かの言葉に頼りたいのは、自分の思いを後押ししてくれる言葉が欲しいだけ。
誰でも自分の中に強い意思は持っています。
人生は選択と決断の連続です。
些細な事から重大な事まで、常に選択し決断しています。
人間だから間違った選択をする事もあるでしょう。
「あの時、あっちを選択していたら」と後悔した事は誰でもあると思います。
それでも自分で選んで決めた事は、長い人生において間違いではありません。
良い結果だけが正解とは限らず、学ぶために選択していることもあるのです。
自分で選択・決断し作り上げていく人生こそ、神仏様ご先祖様が人々に望む生き方。
神仏様ご先祖様が応援したいと思う生き方です。