首里城火災から明日で一年。
首里城が燃えていく姿は今でも忘れる事が出来ません。
2019年、1月。
約30年にもわたる復元工事が完了したばかりでした。
美しい首里城が復元された矢先火災が原因で一瞬にして失ってしまうなんて、こんな事ってあるのでしょうか。
原因があり起こった火災ですがそれにしても「なんでこんな事が」と思わずにはいられませんでした。
想像を絶する火災に「神様が怒っている」とか「聖地を荒らしたから」だとか、直接の原因とは関係のないところでいろんな話が飛び交いました。
見えない世界に原因を結びつける人も出てきました。
神様が怒ったから聖地を荒らしたから火災が起こったのではなく、原因があり火災が起こってしまったのです。
何事も現実的な原因があり、結果が生じます。
起こってしまった事は変えることが出来ません。
起こってしまった事を後悔しても、嘆いても何も始まりません。
時は無情にも過ぎ去っていきます。
前を向いて歩いていくしかないのです。
歩くことを止めない限り、その先には必ずゴールが待っています。
神仏様は頑張っている人を応援していると言いますが本当にその通りです。
頑張った分苦労した分、明るい未来明るいゴールが待っています。
首里城は皆様からの温かい支援を受け、再建に向け歩んでいます。
美しい首里城に会える日が今から楽しみです。