朝ドラ大好きな友人の勧めで見始めた朝ドラも今回で3作目。
朝のたった15分のドラマに見始めた頃は「もう終わり?」と物足りない気持ちから、次の日の放送が楽しみになりました。
この、物足りなさが丁度いいのでしょうね。
朝ドラには名言だったり、心に響く言葉であったり、共感する思いであったり。
ドラマとは別の楽しみがあります。
今回も主人公に語った何気ない言葉に「そうだよね、そうなんだよ!」と納得でした。
友人も深く共感していた言葉です。
「奇跡なんてもんは、案外、人間が当たり前のことをする勇気みたいなもの」
気持ちがふさぎこんだ主人公にかけた言葉です。
勇気の先に「あるもの」
奥深い言葉です。
人は、奇跡を起こそうと必死で奇跡を起こす術を探し求めます。
何が奇跡を起こしてくれるのかと模索します。
みんな奇跡が起こると信じ、奇跡を求めています。
人は、奇跡を起こせるのは特別な人だけだと思っています。
何か特別なことをしなければ奇跡なんて起きないと思い込んでいます。
当たり前のことで奇跡が起こせるなんて思ってもいません。
だからこそ、当たり前のことをする勇気が必要なのです。
奇跡を起こした人は特別だった訳でも、特別なことをした訳でもなく。
当たり前のことを当たり前に行っただけ。
目の前のことを淡々とやり続けた結果、奇跡を起こすことが出来た。
自身が求めていた結果を掴めたことが奇跡だと。
何事もそうですが日々の積み重ねが大事だということですね。
当たり前のことを淡々と日々積み重ねていった先に奇跡という「求めていた結果」が待っている。
当たり前のことを日々淡々と成し遂げることが、どれほど難しいことか物語っています。
奇跡とは当たり前のことをする勇気。
勇気を出して一歩踏み出した人の先には、奇跡が待っているのですね。
奇跡を起こせるのは自分自身ということです。