旧暦1日にご家族で参拝に来た方がいました。
ある方に「ノロ殿内に参拝に行ったら良い」と教えられ、去年参拝に訪れたそうです。
お子さんの調子が悪かった為健康祈願に来たそうですが、参拝したその後からとても調子が良くなり、参拝から2ヶ月で本人も明るくなる程元気になったと話していました。
今年に入り何度かお礼参りに訪れたそうですがお店が閉まっていたりとタイミングが合わず、時期じゃないのかなと思っていたそう。
今回、家族全員揃ってお礼参りに来たらお店も開いていて私達もいたので、家族揃ってお礼参りに行く事に意味があったと話していました。
去年、ノロ殿内の存在を知り子供が元気になって欲しい一心で神々様に祈願したそうです。
参拝から2ヶ月程でどんどん体調の変化が見られ明るくなっていく姿に、心から神々様に感謝したとの事。
子供が元気になれたのは神々様のお陰だと、旧暦の1日に家族揃って参拝できた事をとても感謝していました。
苦しい時、辛い時、自分ではどうしようもないと感じた時、人は神を頼ります。
苦しい時の神頼みですね。
普段、神様と無縁の人であっても苦しい時は神に祈ります。
人は神に祈ることで心が保たれると本能で知っているのでしょう。
苦しみや辛さから脱する事が出来た時、安堵と共にまた日常に戻っていきます。
ホッとすると今までの苦しみは消え去り、それの繰り返しで終わりですが。
1番大切な事を忘れていませんか。
苦しみや辛さから救って欲しいと神に頼りお願いしたこと。
神頼みした事を忘れています。
お願いした事を叶えてもらった時、ありがとうを伝えるのは当たり前のこと。
人間同士なら当たり前に言える「ありがとう」
見えない神々様には伝えるのを忘れてしまうのでしょうね。
お礼参りに来たご家族の様に「元気になれたのは神々様のおかげ」だと感謝を伝えるために何度も足を運んだのは、神々様の存在を確信しているからです。
ノロの祈りは解くことを重んじています。
お願いしたならお願いしたことを感謝で解きなさいと教えられてきました。
解く祈りは「ありがとう」の感謝の祈りです。
神々様が感謝してほしいと望んでいるのではありません。
人々が感謝の祈りを捧げられる状態である事を望んでいるのです。
「ありがとう」と言える状態である事を喜んでいるのです。
「ありがとう」を言える時、人はとてもしあわせな状態です。
それが神々様が人々に望んでいることです。