願いを解くフトゥチウガン

「フトゥチウガン」とは、一年を通して祈願したことを感謝で解く御願行事。

旧暦12月24日に執り行われる、ウチナーンチュが最も重んじている御願行事です。

 

 

 

立てた願いは感謝で解くのが琉球の祈り。

毎月旧暦の15日にフトゥチウガンを執り行っていますが、旧暦12月24日は1年間の感謝を捧げる日なので各家庭でもフトゥチウガンを行なっています。

 

 

 

 

人それぞれ想いがあり、神仏様を頼りに祈願しています。

願いを立てるときは、心に余裕がない人も多いでしょう。

心に余裕がなかったために、神仏様への感謝を忘れてしまう事もあります。

 

 

 

 

そんな時はフトゥチウガンで1年間を振り返り、感謝の祈りを捧げたら良いと思います。

フトゥチウガンは沖縄の風習で旧暦12月24日に執り行っていますが、感謝を捧げる日はそれぞれのタイミングで行ってください。

 

 

今いる場所から心を込めて感謝を捧げ願いを解くことで、立てた願いも感謝も天に届きます。

 

 

 

 

今回のフトゥチウガンは新暦の1月26日になっています。

1年間の感謝を捧げたいと思います。

 

 

 

コロナ感染爆発、昨夜の津波警報と厳しい年明けになっています。

まだまだ不安な日々ですが感謝を忘れる事なく思いやりの心を持ち、真っ当に生きることで明るい未来は築かれていくはずです。

その為には、自分に出来ることを心掛けるだけです。