2019年10月31日、首里城焼失。
テレビから流れる首里城火災の様子は、今でも鮮明に覚えています。
現実だと受け止めるには、余りにも衝撃的な出来事でした。
あれから2年。
時の流れは本当に早いですね。
昨日は「首里城復興・花火プロジェクト」が行われ
今帰仁城趾・座喜味城跡・勝蓮城跡・中城城跡・浦添城跡・首里城から花火が上がりました。
首里城復興に向け歩みを進めていた矢先にコロナ感染拡大の大打撃、先の見えない不安が渦巻きました。
歴史上も多くの悲しみを乗り越えてきた沖縄県。
この暗いご時世に僅かでも「希望の光」を灯したいと、花火プロジェクトに至ったそうです。
沖縄から日本へ、そして世界へ。
復興祈願の「希望の光」が夜空に灯りました。
首里城火災により県民の心にポッカリと空いた穴。
それでも前を向き復興に歩みを進めていた矢先のコロナ感染拡大。
やっとコロナが落ち着いてきたと思ったら、沖縄の青い海に大量の軽石が漂着。
次々と起こるのは、なんでだろう。
さすがに、そう考えてしまいました。
首里城火災の際、火災が起こった原因をスピリチュアル的に捉え、いろんな意味づけがされました。
約30年にわたる復元工事が終わったのが、2019年1月。
復元工事が完了したその年に焼失するなんて。
さすがに何か意味があるのではと、考えた人もいたと思います。
意味づけとは「物事に何らかの意味・意義を与えること」「それにどういった意味・価値・効用があるかを考え納得すること」とあります。
首里城火災は何らかの意味づけをしないと、受け入れ難い出来事だったのかもしれません。
見えない世界に多いのが「神様が怒っているから起こったこと」という意味づけです。
「神様が怒っているから」と聞かされると不安になるかもしれませんが、意味づけは人それぞれの考えなので誰かの意味づけに恐れる必要はありません。
どんな出来事が起こってもその出来事をどう捉え、これからの人生にどう活かしていくのかが大事です。
2026年、首里城完成予定。
朱色に輝く首里城が再び蘇る日。
今から待ち遠しいです。