思い込みの怖さ

先日、午後10時過ぎの事。

火災報知器の警報がどこからか聞こえてきて、どこの家だろうと思いながらも電話をしていました。

警報に気づいた旦那さんがすぐに外に飛び出し火災報知器を確認すると、アパートの3階から火災報知器が鳴っていて。

すぐに外に出る様にと声をかけられ、私も慌てて外に出ました。

 

 

 

火が出ている様子はなかったが火災報知器は鳴り止まなかったので、しばらく外で様子を見ていました。

アパートの人が出て来るのを待っていたのですが、私達以外誰も外に出てくる様子もなく。しばらく待っても誰ひとり外に出てこなかったので、一軒一軒声を掛け大丈夫か確認しました。

 

それからアパートの住民がぞろぞろと外に出てきて何事かと騒ぎになったのですが、幸いなことに火災報知器の誤作動でした。

 

 

 

 

落ち着いた後、いろいろ考える事がありました。

近所にたびたび火災報知器が鳴るアパートがあり火災報知器の警報が聞こえた瞬間、また近所のアパートだと思い込み何も気にしなかった自分がいました。

警報が鳴っているのに近所だと完全な思い込みで避難しなかったこと、自分の思い込みを怖いと感じました。

他のアパートの住民も同じで「また、向かいのアパートが鳴っていると思った」と話していました。

 

 

 

火災報知器が鳴っても誰も外に出て確認しなかったことも、本当に怖い事です。

確認もせずに勝手に誤作動だとの思い込みで、避難しようとさえも考えなかったのでしょう。

もし本当の火災だったらと考えると、とても怖い事です。

 

 

 

自分で決めつけて思い込んでしまうと、真実を見失ってしまうかもしれません。

真実を見失わないためにも聞く耳を持ち、決めつける事なく、周りを見渡し、柔軟な考えを持つ事がとても大事だと改めて感じています。

 

 

もしかしたら今、自分がそうだと決めつけている事も思い込みかもしれません。

自分が決めつけている事を今一度、見返してみるのも必要かもしれません。