清明入りした最初の日曜日の昨日は「神ウシーミー」でした。
今回の清明祭は県外からの参加の自粛や親族代表で最小限の人数で行って欲しいとの県からの要請がありました。
要請を受け親族代表だけでシーミーを行う家庭が多く、いつもの賑やかなシーミーとは違う寂しいお墓での風景がニュースで流れていました。
神ウシーミーの昨日はノロ殿内のシーミーでした。
細心の注意を払いシーミーを執り行いました。
今回、両親は家で留守番をしてもらいました。
今帰仁城趾の按司のお墓跡やノロさんのお墓、門中墓、ご先祖様のお墓とお参りしました。
手を合わせ感謝を伝えると共に、安心して暮らせる日々が戻ります様にと祈願しました。
昨日は神仏様、ご先祖様、ノロさんに見守って下さいと祈りました。
普段から見守ってもらっている事は十分に感じているし、お願いをしなくても今の思いは伝わっていると分かっていますが「全ての人々を見守ってください」と祈らずにはいられませんでした。
大切な家族や友人やご縁した方々。
そのひとりひとりにも同じ様に大切な人がいます。
自分にとって大事な人、その大事な人にとって大事な人。
全ての人は繋がっています。
どんな事であれ、自分さえ良ければいいという考えを持ってはいけません。
自分の軽はずみな行動が回りまわって自分に返ってくるかもしれないし、自分の大事な人に返ってくるかもしれない。
全ての人は繋がっているという事を心に留め、自分の行動に責任を持つことが大事です。
神仏様、ご先祖様、ノロさんにウートートーした事で心からホッとしました。
心の拠り所は心からの安堵を与えてくれると共に心も強くしてくれました。