明日は旧暦1月1日。旧正月です。
沖縄には3回のお正月があります。
新正月、旧正月、あの世のお正月です。
旧暦の1月16日はあの世のお正月「ジュールク二チー」です。
お墓掃除をしてあの世のお正月を祝い先祖供養をします。
新正月や旧正月よりもあの世のお正月を盛大に行う地域があります。
ノロ殿内では旧正月に親族一同集まり、旧ノロ殿内に新年の挨拶に行きます。
今帰仁城址の城壁の外に旧今帰仁ノロ殿内跡があります。
勾玉、かんざしが今帰仁城址に上がる日でもあります。
旧ノロ殿内に新年のご挨拶をする事で1年が始まります。
お酒やお米と一緒に旧正月には茹でたレバーをお供えします。
レバーは肝とも呼ばれています。
沖縄の方言で肝や心を「チム」と言い。
心が美しい事を「チムジュラサ」
レバーをウサンデー(お供物を頂く)する事で、今年1年心が清らかで美しくある様にとの願いが込められています。
明日は「今年1年、全ての人々が平穏無事に過ごせます様」ウートートーします。
友人との会話の中で気付いたこと。
「祈りがある所に神仏様は宿る」
友人の言葉に納得。
参拝所には神仏様が宿っています。
そこには祈りがあります。
祈りは感謝です。
感謝で満たされた場所だから神仏様は心地良く居られるのですね。
土地は神様からの借り物です。
全ての土地に神様は宿っています。
住んでいる場所を綺麗にし感謝しながら過ごす事で波動の良い空間となり、そこに神様は宿るのですね。
「祈り(感謝)のある所に神様は宿る」
心に留めておいて欲しい言葉です。