信じる力

琉球の祈りには「タティウガン」と「フトゥチウガン」があります。

願いを立てる拝み(祈願)「タティウガン」

願いを解く拝み(感謝の祈り)「フトゥチウガン」

 

 

お願い事をしたら「ありがとう」の感謝を伝える。

祈りでなくとも日常生活でお願い事をしたらお礼を伝えるのは当たり前ですね。

 

 

 

感謝の祈りを重んじている琉球の祈りは、拝所や御嶽に足を運び直接神仏様に感謝を伝えています。

 

フトゥチウガンは願いを立てた次の日に神仏様の元に足を運び感謝を伝えます。

願いが叶う前に「ありがとうございます」と感謝を伝えています。

願いが叶ったから感謝しているのではなく、お願いした事に感謝を伝えています。

 

 

 

 

願いを完了形で伝えると口にした言葉が現実に現れる。

合格祈願なら「〇〇大学に合格しました。ありがとうございます」と祈願する。

既に叶ったと感謝する事でその通りになると言われています。

実際にその方法で叶った人が沢山いるので、その様に祈願すると良いと伝わっているのだと思います。

 

 

 

「〇〇が叶いました。ありがとうございます」

完了形で感謝を伝えられるのは、そうなると信じて疑わずにいるからです。

大いなる存在を、自分自身を信じているのですね。

 

 

大いなる存在を信じること、自分を信じることで

真の「意宣り」が捧げられます。

 

信じる力は偉大です。