40数年前の祭祀のビデオが見つかり、元気なまつおばぁの姿を見ることが出来ました。
ノロの祭祀について調べていると今帰仁城址のサイトに、ビデオの祭祀の様子を再現したイラストが載っていました。
何度も見ていたはずなのに、今までイラストには気づきませんでした。
祭祀の様子がイラストで忠実に再現されていて、イラストを通して当時の祭祀の様子を知ることが出来ました。
前列に座っているのがノロであるまつおばぁと、ノロのお供であるトモノカネです。
後ろには神衣装を着たお供のカミンチュ。村の女性の方々。
後列に男性が並んでいます。
ビデオが見つかり、そのすぐ後にイラストを発見。
お盆前に立て続けに祭祀の様子を目にしたのは「今」知って欲しい事だったのではと感じました。
以前、ノロと言ったら「霊力がありますか」と質問されていましたが、今では琉球王国で祭祀を務めていた神人と分かります。
少しづつではありますが、ノロの存在を知ってもらえる様になりました。
不思議な事に県外の方の方が琉球の祈りに興味があり、琉球の歴史について学んでいる方も多くノロについて学びたいと思っている様です。
県外のある大学教授からノロについて話を聞かせて欲しいとお話がありました。
琉球の歴史の中でのノロの存在、今の時代でのノロの存在。
ノロについて私達とは違った視点から研究していて、話を聞いて私達にとっても学びになりました。
今、ノロがどういう風に知られているのか。
とても興味があるお話でした。
教授とのお話はまとめてからブログで伝えますね。