昨日は旧盆のウークイでした。
北部に向かう車が多かったです。高速を出ると大渋滞でした。
「みんなご先祖様に会いにいくんだなぁ」と思うと幸せを感じました。
お盆のために県外から帰省している友人に逢いに行ったのですが友人がいきなり「お盆って本当に先祖は帰ってくるんだよ」と言うので話を聞くと
姪っ子がいきなり「ここに誰かいるよ」と話したのでもしかしたらご先祖様かもと写真を見せたら、亡くなったおばあちゃんを指差したそうです。
本当に帰って来るんだとびっくりしたと話していました。
ご先祖様は帰って来ると分かっていても姿を見ることが出来ないので、姪っ子が姿を見たので余計に実感したのでしょうね。
お仏壇に手を合わせるときは一緒に過ごしていた時の面影を思い出しながら話しかけます。
話しかけていると側にいるのが感じられます。
姿は見えなくても側にいると感じられるだけでホッとします。
ウークイではお仏壇にお供えしたご馳走や果物、餅をお土産に持たせます。
地域によってはウチカビも持たせるそう。
ウチカビはあの世のお金。あの世では2億円くらいの価値があるとか。
お仏壇でご先祖様に感謝を伝え「また来年来てね」とウートートーをしたら、お供えした果物やご馳走をボールに入れ外に向かいます。
お土産を門の前に置きそこでウートートーして見送ります。
昨日は15夜で月がとても綺麗でした。
月に向かって帰って行くご先祖様を、みんなで見送りました。
毎年のことですがお見送りは寂しさを感じますね。
手を合わせウートートーする親の姿を見ているので、小さな子供にとっても大切な行事だと分かっているようです。
こうして後世に残していくのですね。